管直人政権になって、少しはマトモな方向になろうとしている。
消費税の引き上げ、法人税の減税、子供手当ての満額支給断念などなど。
しかし今日テレビを見ていたら、またもやマスゴミがその足を引っ張っぱる放送をしていた。
まず、消費税の増税についてだが、現在日本の財政は公的債務がGDP比で180%を超えてもうギリギリの状態だ。歳出の削減は当たり前だが、北欧のような(消費税は25%位だぜ!)高福祉型社会を目指すにおいて、また高齢化社会を迎えるにあたっても増税は必要不可欠、また消費税こそ公平な税は無い。なのにまた地方の駅前シャッター通りを取材して、「消費税を上げられたらもう閉店するしかない!」などと言うその商店主の泣き言や地方の不景気ぶりばかりを強調して、郊外の賑わっている大型商業施設などは一切放送しない。それはドーナツ現象やヤマダ、ニトリなど大型専門店の出現が原因であって、消費税を上げようが上げまいが、シャッター通りはもうすでに経済、流通の社会構造においての役割が無くなっているだけの事なんだけど。
法人税の減税では、また大企業の優遇がうんちゃらかんちゃら言っている。世界において、いかに日本の法人税が特出して高いか、またそれによって日本企業がいかに世界的競争で不利益を被っているかなど全然放送しない。いつも言ってるように、企業が儲けないと税収、雇用、経済的連鎖など社会のすべてが成り立たないのに・・・
子供手当てにおいても、予てから世論であったように待機児童問題の解決、保育所の増設などを優先すべき!の方向にしようとしているのに(雇用だって増える)、「満額を期待していたのに当てが外れていかにも困る」と言うばかりの意見の人達だけを放送していた。
以前の八ッ場ダムの時もそうだった。あんだけダムなどによる環境破壊、またハコ物行政を批判していたくせに、いざ中止にするとそれによって困る人サイドばかりを取り上げる・・・
いったいマスゴミは何をしたいのだ?!世の中を良くしたくないのか?
何かをすれば必ずそこには歪みがおこるし不利益を被る人もいる。世の中に100対0は無いので、トータルでよい方向にする以外ないのだ。
マスゴミは偏る事なく、ものごとの理由や必要性、賛否双方を公正に報道しろってんだ!
事務所経費にマンガ代が入ってたってあれは税金じゃないんだからいいじゃねえか。おまえらだって経費で何か買ってんだろ?たまには酒だって飲んでるだろ?聖人君子なんか世の中ありえないんだから許容範囲で判断できるだろが。マンガが一体いくらなんだ?!そんなくだらないことじゃなくて、政策とか、沖縄の反対だけでなく中国の軍事的脅威の現実を絡めての普天間問題とかもっと深く報道すべき大事な事が山ほどあんだろ!!