21日(水)~24日(土)まで約10年ぶりにシンガポールへ行ってきた。
メインの目的はフード&ビバレッジのEXPO。俺の業界においても、今後世界消費にかなりのシェアを占めてくるであろう中国。そしてその華僑圏の情報発信基地となるシンガポールにはこのタイミングで是非とも訪れたかったのだ。
アジアバリスタ選手権も同時開催されていて、そこで友人の日本バリスタ委員会委員長の西村ヒデちゃんとばったり!
出場している日本人バリスタのアテンドできていたんだそうだ。もち顔田氏♪
世界に食品を輸出しているイタリア、フランスなどEU圏は勿論、毎度の韓国もかなりの規模で国のブースを設けて出展していた。
しかし、日本の中小企業はなんで積極的に海外に出て行かないんだろう・・?たとえばイタリアなどは多数の無名の小さなパスタ会社やオイル会社などが手作り・本場をうたい出展していた。日本はうどんや蕎麦のメーカーなどどこも出展していない。讃岐うどん出てこいやぁ~!!
また韓国も小さな海苔やキムチの会社が多数出展。日本の海苔会社やお新香の会社などは影も形も無い。日本食ブームなのに本場寿司用海苔とか何で出てこないんだ?
韓国や台湾のメーカーが蕎麦やうどん、寿司海苔も売っちゃうぞ!
はぁ~、兎に角日本は国家戦略的に出展してなかったなぁ・・・何社かは点々と出展していたのだが、「日本」というインパクト、括りがまるで無し。
これからの日本は「日本」というブランドを国家として築きあげて行かなければならない。それを国を挙げて進めることによって、日本製品の価値がよりその国に根づいて商品・文化その他すべての物の販促に繋がるのに。
この分野もテレビや携帯みたいに韓国にやられちまうぞ!気合が違うよ。(韓流ドラマだってその国に韓国文化を定着させて販促に繋げる国家戦略なんだぜ!途上国にただでドラマの放映権をあげたりして、韓国を身近に感じさせた後にドラマにふんだんに登場するサムスンやLGの白物家電や携帯、現代車などを販売するんだ)
そういえばシンガポールの街中も10年前は影も形も無かった現代のタクシーがたくさん走ってたなぁ~。