今年もやっと仕事が終わり、昨夜は映画を観ながら家でゆっくりと酒を飲んだ。
「ローマの休日」・・・この映画を今まで俺はいったい何回観たであろう。
そう去年の年末にも観賞した。
初めてこの映画を観たのは忘れもしない、今から約30年程前の小学校6年の時。
偶然テレビの「日曜ロードショー」で放送していたのを観たのだ。(司会は淀川長治だった)
ホントに何気なくテレビをつけていたのだが、オードリー・ヘップバーンの妖精のような美しさと、その甘酸っぱく切ない胸がキューンとなる恋物語にいつのまにか夢中になって見入ってしまったのだ。
まさに俺の恋愛観、そしてイタリアンライフの原点といえるものである。
大人になった現在、日々色々なことがある。
理不尽なことや駆け引き、また金の汚さ・・・
しかしそれは社会において生きていくにはやむを得ない事だ。
動物界なんかはもっと厳しく弱肉強食、食うか食われるかの生と死、それこそ命賭けの日々だ。
だからこそ1年の終わりにこの映画を観てあのころの純な気持ちで新年を迎えるのがなんとなくいいのだ。あぁ~甘酸っぱい恋がしたいもんだぜ。
今俺が好きな女優はブラックブラックの「カリス・ファン・ハウテン」、オランダの女優だ。
そういえば、オードリーもお母さんがオランダ人である。
う~ん、俺ってオランダ女性が好みなのかなぁ・・・
でもオランダ人のかみさんもらったら、うちの嫁はダッチワイフってことだよな。
フフ・・・そんなこと考えながら静かに2008年が終わろうとしている。
仕事仲間のNさんより今年も自家製ワインをいただいた。
Nさんは八ヶ岳在住でデザイン関係の仕事の傍らワインも造っていて
この時期にできたての山梨ヌーヴォーを送ってくれるのだ!
このワインの品種は「ヤマ・ソーヴィニオン」。山梨に自生する「山葡萄」と赤ワインの主要銘柄である「カベルネ・ソーヴィニオン」を交配させた品種で、山葡萄の野性味とカベルネの華やかな香りをもちあわせているのが特徴だ。
今年はできが良いとのことなので楽しみだ。
Nさん本当にどうもありがとうございま~す♪
「ローストビーフ、サーモンマリネ、サラミとパルメジャーノ、まぐろとアボガドのサラダ」
こんなPIATTIで一杯やっちゃいま~す!
ヘヘ・・美味そうだろう。
晦日は紅白の森進一でも見ながら俺としっぽりやるかい?
近くに深夜まで営業している店がある。
仕事が遅くなった時など一人でゆっくりとグラスを傾けるときがある。
人の肩書きって何だろう・・・
俺が思うに間違いなく仕事(職業)だ。芸能人やプロ野球選手などはもちろんのこと、事件やその他で新聞等に掲載される際にも肩書は必ず「会社員~容疑者、医師~、不動産業~、小学校教師~」などで、「釣りが趣味の~容疑者、日曜大工とカラオケが趣味の~容疑者54才は・・・」などという事はまずない。また主婦だってりっぱな仕事だ。
そもそも人間とは社会と関わりを持ってナンボのもので、人のために何かをして感謝されたり、感動してくれる事に生きがいを持つものだと思う。そしてそれを形にしているのが仕事であろう。
医者だったら命を救う、シェフだったら美味しいもので人を豊にする、開発者だったら世の中を便利にする等・・・
またそれ以外どんな職業でも仕事をきちんとしていれば形はどうであれ、それは必ず誰かに関わっている。どんな些細なこと、ほんの一瞬のこと、またすごく遠回りのことだとしても必ず誰かに関わっているのだ。
また当然その対価である給料(お金)があるからこそ家族を養えるし、それこそ余裕がある人は施設に寄付したり、恵まれない子供達を応援したりと社会に貢献することができるのだ。
連日リストラ問題や失業率云々などが紙面をうめているが、えり好みや給料面など理想ばかりを求めなければそれなりに仕事はあるはずだ。俺だって労働時間からすれば全然割が合わない給料だけど、それこそほんの小さな分野であっても社会と関わっているという喜びをモチベーションに日々やっている・・・
そう、こんな時こそ思考転換。
平時より今のような乱世のほうがよっぽどロマンチック。チャンスは転がってるぜ!!!
さっきからじっとこっちを見ているマスターも、間違いなく今俺に関わっている・・・
出張で久しぶりに高松に行った。
まあ、仕事なので時間はあまりないのだが、
せっかくここまで来て本場のさぬきうどんを食べずに帰るわけには・・・
今回はここ 名店「うどん田中」♪
まずはシンプルに「釜玉」 これで小サイズ・たぶん300g位ある
生醤油をかけていただく。うどんそのものの喉越しを味わっちゃいます♪
つづいてこの店の人気メニュー「肉しゃぶ」
うん、甘辛く煮た肉と大根おろしにうどんの相性はバッチシだぜ!
2杯も平らげて満腹!満腹!
うどん大好きだろ?
太くて長くてのど越し好くて・・・
フフ・・・美味しいからって頬張りすぎると咳きこんじゃうぜ!
2008年もそろそろ終ろうとしている現在、世界的な不景気の波が世界を襲っている。
アメリカではサブプライムから始まりリーマン破綻、ビック3問題、日本でもトヨタ、いすずなどの
派遣労働者の大量解雇、ソニーの大規模リストラ発表など未曾有の不況の押し寄せを感じさせている。
ちょうどクリスマス商戦真っ只中を迎えるアメリカでは従来この時期に占める売上げは年間売上げの4分の1にもなるのだが、当然今年は消費が激減するので日本と同じようにアメリカへの輸出依存度が高い韓国は車やデジタル家電、半導体などの輸出減、また中国は子供向けおもちゃ、家電商品、その他の輸出不振により製造を行っている工場などが次々と倒産してかなりの失業者がでている。
銀行は不良債権が拡大し、投機筋などオイル・穀物・不動産などの投資から資金を引きあげるので、価格は暴落してデフォルトが発生する。アイスランドなどは国自身が金融危機に陥った。
銀行は貸し剥がしを行い融資を引き締めて企業の資金が回らなくなる。そして倒産・・・
最悪のスパイラルである。
(工場の閉鎖が相次ぐ中国東莞の夕暮れ時)
しかしそんな状況においても俺たちは生きていかねばならない。
世の中がピンチの時こそチャンスだと。
ポジティブに考えていかないとやってらんないぜ。
えっ、なにか秘策を考えてるのかだって?
フフフ・・・そいつは教えられねぇな。